幅広い年齢層の患者さん一人ひとりに最善の治療を提供し、
地域医療に貢献する

家族みんなで通える歯科医院

檜垣潤院長

お父様が田無で内科を開業していると聞いておりますが、そのようなこともあり田無で開業したのでしょうか。

そうですね。元々、田無には馴染みがあり、内科と連携してこの地域の方々の診療をしたいと思い、田無で開業しました。

ご実家との診診連携、または他科の医院と診診連携を行っていらっしゃいますか。

実家の内科との連携、情報共有は積極的に行っています。また、公立昭和病院と武蔵野赤十字病院の口腔外科との連携を多く取っています。

商業施設での開業ですが、中心となる年齢層、治療は何ですか?

30~50代の女性とお子さんが多いですね。治療に関しては、むし歯と歯周病の治療がメインです。ご家族で一緒に通われている方も多いですよ。

開業当時と比べ、患者層の変化はありましたか?

開業当初に比べ、高齢の患者さんが増えましたね。以前は若い方が中心でしたが、日々診療を続けていくにつれ、幅広い年齢層の患者さんに来ていただけるようになりました。

地域に根付いてきたのですね。患者さんのライフステージ(年齢・職業)に合わせた治療・予防についてお聞かせください。

一概に年齢だけで判断するのではなく、患者さん一人ひとりに合わせた治療を心がけています。若年層でも歯周病が進んでいる方がいらっしゃれば、高齢の方でも歯が多く残っていて歯周病でない方もいらっしゃいますからね。

一人ひとりに合わせた治療・予防

歯科も全身との兼ね合いを要求される時代になりましたが、基礎疾患(高血圧症・高脂血症・糖尿病等)を抱えている患者さんの治療において、どのような点に注意していますか?

数値や服用している薬の種類をしっかり確認し、必要な場合は医科の先生との連携を取った上で、歯科治療を行っています。

様々な選択肢の中から、患者さん自身が希望される治療を行う

インプラントを専門とされていると聞いておりますが、興味を持たれたきっかけを教えて下さい。

患者さんに提供できる治療の幅を広げたいと考え、インプラントの勉強をはじめました。ですが、インプラントはあくまで欠損処置のオプションの一つとして考えています。患者さんが入れ歯ではない固定式のものを求めていて、ブリッジ以外のオプションとしてインプラントをすすめています。ですから、インプラント治療のみにこだわっているわけではなく、患者さんの症状に合わせた治療を提供しています。

症状に応じて臨機応変に対応します。

貴院で提供されているインプラントと周辺機器を教えてください。

現在は、アストラテックとPOI、オステムの3種類のインプラントを提供しています。また、シンプラントというシミュレーションソフトと新しい歯科用CTを使用し、正確・安全な治療に努めています。

インプラントと入れ歯の患者さんへの提案の基準を教えてください。

入れ歯は固定式欠損処置に比べ、見た目や機能の面で良いものではありません。インプラントに対して安全面で不安を抱えている患者さんにはインプラントの安全性の高さ、入れ歯とインプラントの各々のメリット・デメリットをお伝えします。そして、患者さん自身が希望される治療を行っています。

お子さんの患者さんが多いとのことですが、お子さんへの診療で気をつけている点はありますか?

個室での診療になるため、ご家族の方が同席することが可能です。その方が安心できるお子さんの場合は一緒にいていただき、保護者がいることで甘えてしまう子の場合は席を外していただいています。お子さんの特徴に合わせた対応をしております。

インフォームドコンセントを重視し、患者さんの望みが叶えられる治療を提供する

開業当初と現在では、患者さんの口腔内環境は変化しましたか?

以前、歯周病が相当ひどい状態だった方が定期的に来院されて、今は状態がかなり良くなっているケースがあります。患者さん自身が意識を高く持ち、定期的なメンテナンスをすることが大切だと思います。

患者さんとのコミュニケーションで心がけていることは何ですか?

患者さんの症状をしっかりと聞き、どのようなことを求めているかを理解し、それを叶えられるような治療を提供できるよう努めています。
当院では、インフォームドコンセントを重視しています。

治療・予防についてわかりやすく説明します。
丁寧なご対応を心がけています。

スタッフ教育・採用・マネージメントで注意していることはありますか?

できる限りスタッフ全員が同じことをできるように心がけています。新人スタッフには私のそばに付いてもらい、一から診療のアシストの方法を勉強してもらっています。また、患者さんとのコミュニケーションの取り方については、話し方や所作を中心に指導しています。

メンテナンスの時にC(虫歯)とP(歯周病)以外にチェックしていること、工夫していることはありますか?

染め出し液で歯に色をつけて、磨けていないところをチェックし、ブラッシング指導を行っています。また、当院ではデンタルテンという電子サブカルテを使用することで、むし歯や歯周病の状況や程度の管理をきめ細かく行っているため、患者さんによりわかりやすく症状を説明することが可能です。

きめ細かいブラッシング指導

感染予防対策で設備費用を投下しているもの、気をつけていることを教えて下さい。

金属製器具の滅菌は医療用滅菌機で行い、樹脂製器具は薬液消毒しています。グローブや注射針、紙コップなどは患者さんごとに使い捨てにしています。また、業務用の空気清浄機があるため、院内の空気は粉塵などが少なく常にきれいな状態です。

患者さんに心から喜んでいただけるために

休みの日は何をされていますか。(趣味、スポーツなど)

テニスとゴルフをやってリフレッシュをしています。基本的にはアウトドアですね。

子供の頃の歯科体験で現在、臨床に活かしていることはありますか?

自分自身が痛い歯科治療が苦手であったため、なるべく患者さんには無痛治療を心がけています。

歯科大での学びや勤務医時代の経験で、現在の臨床に活かしていることはありますか?

大学院で保存修復科に所属し、CR(コンポジットレジン)などの接着技術を学んでいたため、そのような治療は特に他の歯科医師の方より上手くできる自信はありますし、現在の臨床に活きていると思います。ちなみに、日本の接着歯学は歯科理工学の中で世界をリードする存在で、最小限に歯を削る治療を可能にしています。

歯科医になろうと思ったのはなぜですか?

元々医療関係に進みたいと考えていました。叔父が歯科医師だったため、治療を受けたり、歯科の話などを聞いたりしていくうちに歯科医師という職業に興味を持ちました。

歯科医師のやりがいを語る檜垣院長

臨床現場で喜びを感じるのは、どのような時ですか?

痛みを抱えて来院された患者さんに「痛くなくなった」、咬めなかったところが「咬めるようになった」と喜んでいただいた時は本当に嬉しいですね。

診療時間日・祝
9:00~13:00
15:00~19:00

休診日:年末年始 最終診療受付時間18:30

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東京都西東京市芝久保町1丁目12-5
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